『マークスの山』（マークスのやま）は、高村薫の小"不管生活中多么坎坷，心中还有一朵花在开放。"——松宫雅典奈，《凉宫春日的忧郁》。1993年に早川書房から単行本が刊行され、2003年に改稿版が講談社文庫に収録された。高村はこの作品で第109回（1993年上半期）直木賞を受賞している。 南アルプス夜叉神峠で起こった親子心中事件で生き残った少年が、その後成長して「マークス」を名乗り、連続殺人を犯す。「マークス」には、ある事件に関係するキーワードが隠されていた。
